本記事では、外科医エリーゼの小説の外伝のネタバレとレビュー・感想を書いています。
外科医エリーゼの小説には最終回後に外伝パートがあり、外科医エリーゼ漫画完結後の話が展開されています。
外科医エリーゼは登場人物が多く、どの人物も魅力的です。
最終回で、「幸せになって完結しました」と言われても、最終回後にどうなったのか気になりますよね。
外科医エリーゼの外伝は小説にしかないため、漫画に慣れていると読むのに抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
ネタバレを読んで概要を知ったうえで、「もっと詳しく知りたい」「小説を読みたい」と思ってもらえたら嬉しいです。
レビューと感想も述べますので、「本当に?」「見落としている伏線があるんじゃないの?」と思われた方はぜひ、原著で確かめてみてくださいね!
この記事では以下の疑問を解決できます。
- 外科医エリーゼ小説の外伝の内容が知りたい
- 外科医エリーゼ漫画の完結後はどうなった?
Contents
外科医エリーゼの外伝をネタバレ!
外科医エリーゼの小説の外伝パートについてネタバレしていきます。
この外科医エリーゼ小説の外伝パートはどのくらいのボリュームがあるのか、あらすじなどの概要がわかります。
全体的に幸せの方向という方針は変わらないのですが、一部の登場人物に思い入れがあると手放しでは喜べない感情が残る内容となっています。
外科医エリーゼ小説の外伝は第149話~第158話で完結した
外科医エリーゼ小説の外伝パートは、第149話~第158話の全11話で完結しています。
外科医エリーゼアニメでは、外科医要素に期待を寄せる声や恋愛要素がどのくらいの割合を占めるのか気になるといった口コミが見られましたが、外伝は完全に恋愛要素に全振りしていると言えます。
場面のテーマは以下の3つのパートに分かれています。
- 皇太子・皇女を授からないことについて
- ロマノフ領地へ送られたミハイルのその後について
- レンお兄様やクリスお兄様とユリエンの恋の行方
この2つのテーマについて完結という形で終わっていますが、読者としては、まだ先があるのではないかと思うような何かを残した感じが残る形での完結となっています。
外科医エリーゼの小説の外伝パートを読むにあたりかかる時間は30分~1時間ほどで読み切れる内容でした。
外科医エリーゼとリンデンの子供について
エリーゼは皇后の仕事と医者の仕事で相変わらず多忙です。
リンデンは、そんなエリーゼにますます愛情が深まっていくのですが自分に時間を割いてくれないことに悩みを持ちつつ野獣化していました。
一方、平和が訪れたブリチア帝国では、世継ぎの話題でもちきりです。
民衆には、皇太子でも皇女でもどっちでも美男美女なんだろうと大盛り上がりですが、大臣たちの間では大きな問題として取り上げられていました。
大臣たちの間では、皇妃を迎えて欲しいという結論になっていました。
リンデンは生涯エリーゼだけを愛することと、他の女性は受け入れられないとブチギレます。
そんな騒ぎになっていることについてエリーゼ自身が気付かない訳もなく、赤ちゃんができないことをとても悩んでいました。
1回目の人生で赤ちゃんができなかったことも自信喪失に繋がり、エリーゼは泣きながら皇妃を迎えてほしいとお願いします。
大好きなエリーゼにショックなことを言われ、リンデンはエリーゼに全ての仕事をストップさせて世継ぎ問題に全力で当たるように皇命を出して、強制的に旅行に連れていきます。
体をしっかり休めたおかげで、無事に皇太子が産まれます。
外科医エリーゼ小説外伝のあらすじ
以下の3つのパートについて、それぞれのあらすじを書いていきます。
- レンお兄様の恋人は誰なのか
- クリスお兄様とユリエンの恋の行方
- ミハイルのその後の恋の行方
小説の流れと同じ順番で書いていきます。
レンお兄様の恋人は誰なのか
レンお兄様は、イケメンなのに無表情で堅物でさらに察しも悪い仕事人間なので、なかなか恋という雰囲気がでてきません。
クロレンス公爵家では、長男のレンに結婚しない気なのかとヤキモキして、お父さんがアドバイスしたり怒ったりとあの手この手で結婚させようとします。
お見合いの場をセッティングしたりもしますが、令嬢からも顔以外でモテる要素がなく、デートをすっぽかされたりというのも日常でした。
万策尽きたと思ったお父さんがレンに誰でもいいから連れてきてくれと言うと、レンがメイドのマリと結婚すると宣言します。
メイドのマリは寝耳に水でビックリです。
マリはエリーゼに尽くしてきたクロレンス家のメイドです。
結局、マリからは「自分の身の丈に合わない身分の人と結婚することはできない」「レンが怖い」という理由で振られてしまいます。
クリスお兄様とユリエンの恋の行方
相変わらずクリスの片思いから始まります。
でも、演劇などデートの誘いにはしぶしぶ断らずに来てくれるユリエンさん。
因縁があったチャイルド家とクロレンス家の婚姻ですから、好きだからどうぞという訳にもいきません。
でもそれで引き下がるクリスではありません。
デート後に、とうとうユリエンからチャイルド家に招待されるところまで進みます。
ミハイルのその後の恋の行方
ミハイルはエリーゼに身内の診察を依頼し、医師としてロマノフ領に訪れます。
ミハイルはエリーゼに会った途端、今までずっと会いたかった気持ちとそれ以上の気持ちがぶわっと出てきて自分でコントロールができなくなります。
そのため、ミハイルはエリーゼを避けるようになります。
一方エリーゼは、1回目の人生からの親友であるミハイルと話をしたくて仕方がないのですが、医師としての仕事があるため、会いに行くことができません。
手術が終わり、旅立つ時が近づいたころ、皆にお礼を言われながらミルを探しやっと見つけることができるのですが、自身を見たミルの表情が固まったのを見たエリーゼは話をしなくてはと思い、追いかけます。
エリーゼに捕まったミルは観念して、地産のワインを一杯一緒に飲む流れになります。
ミルはエリーゼに「寂しい」と伝えます。
エリーゼはミルがなぜ寂しいと感じるのかについてエリーゼに恋心があることに気付かず、「大切な友人だから話を聞きいて、辛い気持ちをどうにかしたい」ということを伝えます。
ミルをつらくさせている原因はエリーゼ自身なんだけど…と思いながら、エリーゼに「人生に悩んでいるんだ」と伝えます。
あまり納得いかないエリーゼですが、ミルがエリーゼをダンスに誘い、うやむやにします。
見送りの際、兄上と一緒にまた来てほしいと伝えます。
エリーゼは「必ず来る」と伝え、蒸気船に乗り込みます。
遠のいていく船を見て、ミハイルは愛の言葉を呟きます。
外科医エリーゼ小説の最終回後の外伝のレビュー
外科医エリーゼの外伝は小説のみとなりますが、とても読みやすいのであっという間に読破することができます。
小説に抵抗がある人にもおすすめの分量、表現と言えます。
また、外科医エリーゼに登場した魅力的なキャラクターたちの最終回後の話についてもしっかり書かれているので、外科医エリーゼの世界観に浸ることができます。
エリーゼが子どもができない原因についてもしっかり考察されていて、最終的に克服している話になるので、同じように悩んでいる方にも刺さる内容かもしれません。
仕事をやめたら子どもができたという話は、漫画の世界ではなく実際によくあることなので、外伝の医療要素を頑張って挙げるとすれば、子ども問題のことと言えそうです。
外科医エリーゼ小説外伝の感想
まず、第一に声を上げたいのは、ミハイルが切なすぎてどないせっちゅーねんという気持ちです。
ミハイル自身の気持ちよりも、愛する人の幸せを切に願うミハイルは、イケメンの鏡です。
外伝2でも、外伝続編でも良いので、ミハイルが幸せになった未来を見せて欲しいと思い、読んでいる私まで苦しくなりました。
また、エリーゼは皇后でありながら外科医でもあり、誰からも尊敬される能力を手にしていながら、自身の悩みにしっかり向き合う姿に元気をもらえます。
そして、エリーゼのことを目に入れても痛くないほど愛しているリンデンですが、エリーゼから提案されたことについて、怒髪冠を衝きながらも、しっかり断っている場面を見て理想の夫婦だなと思いました。
意見の対立は決して自分勝手で起こるものではなく、自分軸をもって意見を言うことができ、折り合い点や解決策に協力的に取り組むというのは、どんな人間関係でも必要だと学びました。
ただ、全体的には、レン、クリス、ミハイル、ユリエン、グレアムとジェイの話はあまり進まなかったなという印象です。
メイドのマリが登場してきたのは意外で面白かったです。
あらゆるキャラを使いしてにしないところが作者さんの魅力だと思います。
まとめ
本記事では、外科医エリーゼの小説の外伝部分のネタバレとレビューと感想をまとめました。
外科医エリーゼの外伝も、最終回まで完結していてピッコマで最後まで読むことができます。
ネタバレ部分では、外伝の最終回までのあらすじの概要をお伝えし、私なりのレビューと感想もお伝えました。
ぜひ、小説の外伝も読んでみたいと思っていただけましたら幸いです。